にいがた人情横丁の一角にある甘味処。場所は上大川前通本町の「人情横丁」内で、「笠原豆店」の隣にある。
店主は事務職を25年間やったのち、空き店舗に貼ってあった「入店希望者募集」の貼紙を見てこの場所に決めた。当初はコーヒーとかき氷だけの店にしたかったが、人情横丁にはすでに喫茶店が一軒あり、同じ業種の店が乱立しないよう横丁内で調整しているため、ぜんざいや団子などのメニューを増やして甘味処として営業することにした。名前の由来は、店主が集めていた古伊万里の茶碗にある「波兎」の絵柄。暖簾の波兎は店主が描いた。
内装工事も店主がひとりで手がけ、外壁から床まで全てはがしてリフォームした。前の職場に勤めながら週末しか時間がなく、完成までに半年以上かかった。内装のアンティークガラスはネットオークションで手に入れたもので、飾ってある日本画、ランプの傘、かき氷や甘味を提供するときに使うガラスの器や食器は大正〜昭和初期のもの。年季もののランプシェードやステンドグラスを配し、カウンターのほかテーブル席がある。
かき氷は氷の温度管理にこだわり、冷凍庫から出したばかりの真っ白な氷は温度が低過ぎるため、温度が高くなって透明になってきた氷を使う。3回に分けて削り、最初は粗め、その上に少し細かめ、最後にふわふわと薄く細かく削った氷を乗せる。シロップは上中下の3段重ねで、どこから食べてもシロップに当たる。氷がふわっと柔らかく溶けやすいため、溶けた状態でのどを通り、頭痛が起こりにくいという。ひと回り小さいスモールサイズもある。
あんこは、いくつものメーカーや地方の有名店のものを何種類も取り寄せて食べ比べて選んだ粒あん。ぜんざい、あんみつ、かき氷で3種類のあずきを使い分けている。大きなうつわに氷山盛りが基本で、親子でシェアするときは多めに、涼しい日は少なめにと、食べる人に合わせて量を変えている。
「冬でもかき氷」というキャッチフレーズを冠して開店した。夏期と冬期でメニューが異なる。近隣にはコインパーキングがある。
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この情報は 2026/07/29 時点のものです。 お出かけの前に公式サイトやSNSでご確認ください。